今回の記事では
- ストレングス・ファインダー2.0
の結果から、世界の男女別データもすべて表にして分析したいと思います。
性別によって
- 資質に違いが出るのか?
といった点が気になってる人もいると思いますので、参考にしてください。
1. 男性と女性に多い資質ランキング
以下、男性と女性に多い資質を順に並べてみました。
※また表に関しては、下記サイトで提供している無料配布pdf(色分け分類表)を利用させていただきました。とても使いやすいので、ストレングスファインダー診断後に利用することをおすすめします。
それでは以下
- 左が男性(7307429人)
- 右が女性(9447125人)
になります。
2. 男性に多い資質(強み)とは?
以上のデータをまとめると、男性に多い強みは
- 達成欲
- 学習欲
- 親密性
- 戦略性
- 責任感
でした。
男性は女性と比べると
- 戦略性(男4位|女11位)
- 分析思考(男6位|女28位)
- 着想(男8位|女26位)
- 競争性(男11位|女30位)
といった資質が上位に挙がっているのが、特徴的です。
特に、青(戦略)のカテゴリーに属する強みが上位にきているのが特徴的です。
男性の方が女性よりも
- 客観的なデータ
- 感覚ではなく論理
を重視する傾向にあるともいえるでしょう。
3. 女性に多い資質(強み)とは?
一方で女性に多い強みは
- 達成欲
- 責任感
- 親密性
- 学習欲
- 共感性
の5つでした。
女性は
- 共感性(女5位|男21位)
- 成長促進(女8位|男24位)
- コミュニケーション(女14位|男22位)
- 公平性(女15位|男25位)
といった資質が、明らかに高い傾向にあります。
男性と比較すると特に、赤(人間関係構築)のカテゴリーに属する強みが高いのが特徴的です。
女性の方が男性よりも
- 人間関係重視
- コミュニケーション能力高め
という傾向があるともいえるでしょう。
また以上の結果から
- 達成欲(男1位|女1位)
- 親密性(男3位|女3位)
- 学習欲(男2位|女4位)
の3つの資質は、男女ともに上位5位にランクインしており、性差によって程度の差異が生じにくい資質ともいえるでしょう。
4. 男性・女性に珍しい(レアな)強みを比較検証
今度は逆に男性に、珍しい強みを順にまとめます。
すると
- 規律性
- 自己確信
- 指令性
- 自我
- 活発性
という結果でした。
一方で女性に珍しい資質は
- 自己確信
- 指令性
- 自我
- 原点思考
- 競争性
という結果でした。
検証すると、どちらにもランクインしている
- 自己確信
- 指令性
に関しては、男女関係なくレアな強みだとわかりました。
また「競争性」に関しては
- 男性は11位:女性は30位
- =大幅に異なる結果が出ている
ので、女性にはかなり珍しく、非常に男性的な強みともいえるでしょう。
また
- 男性に一番少ない「規律性」
- 女性は24位
というのも、非常に特徴的だと思います。
一概にとはいえませんが、一般的に男性は女性と比較した際
- 「規律性」の資質が弱い傾向にある
といえるでしょう。
また女性に4番目に希少な「原点思考」が、男性は17位にあげられるのも目立つ違いでした。
5. まとめ|ストレングス・ファインダー男女別の資質傾向は?
以上の結果をまとめてみます。
まず、男性は女性と比較すると
- 戦略性
- 分析思考
- 着想
- 競争性
- 原点思考
を強みとしていることが多いということです。
女性に比べると、赤(人間関係構築)のカテゴリーがやや下位に集まっています。
さらに女性と比較すると「規律性」を強みにしている人が、非常に少ないといえるでしょう。
女性は男性と比較すると
- 共感性
- 成長促進
- コミュニケーション
- 公平性
を強みにしている人が、多い傾向です。
「規律性」は男性よりも多くが有しています。
が、青色(戦略)カテゴリーの「原点思考」や「着想」「分析思考」を強みとする人が多くないといえるでしょう。
自分の性別を踏まえて診断結果を見る
以上の結果を参考にすることで
- 自分が男性的か女性的か
といった性格診断にも使うことができるかと思います。
例えば
- 女性であるのに「競争性」が高い
のであれば、同性の中では非常にレアな強みをもつことになります。
男性が多い職場でもバリバリと力を発揮し、才能を開花させることが可能かもしれません。
逆に
- 男性であるのに「規律性」が高い
のであれば、ルールを厳守して秩序をきちんと守る傾向が高いということです。
きれい好きで整理整頓を好むタイプが多いです。
また、ルール違反を嫌う性格から浮気などの心配も比較的少ないかもしれません。
ぜひ自己理解の参考にしてください。
※当記事は、こちらのデータを参考に執筆いたしました。